私たちが生活用水として利用している水は、常に海からもたらされています。

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川の水はどこからやってるのか?

 

私たちが住む日本という国は世界的に見ても降水量が多い国として知られており、さらにその独特な地質や地形のお陰で常に清潔で安全な水が手に入りやすいという特徴があります。

 

日本の国土は世界的に見ても山地が急峻であり、平野地帯がそれほど広くない為に高地から低地に向かう水(川)の流れが非常に速く、雨が降ってもすぐに河川から海へと流れ込んでいきます。
そのため、地層に含まれるミネラル分を水が吸収する時間が極端に少なく、世界的に見ても「やわらかい水」として知られています。

 

日本の水は基本的にミネラル分が少ない「軟水になるため、飲みすぎてもお腹を壊したりしないという利点がある反面、ミネラル分を多く含む硬水に比べると補給できるミネラルが少ないという難点もあります。

 

河原のイラスト

日本の地形は先にも述べたように山地が急峻で平野が狭い為、川の流れも速く一気に水が海へと流出していくという特徴があります。

 

しかし、日本の降水量は世界平均のおよそ2倍になるため、水不足になるという事は少ないと言われています。

 

 

川の水の源

 

私たちが普段飲んだり生活の中で利用している水は川の流れを堰き止めてダムや貯水湖を作り、そこから供給されています。

 

川の水が何処か来るのか疑問に感じる人も多いかと思いますが、まず最初に太陽の熱によって水蒸気と化した海の水が上空で集まってになります。
その後、雨雲に変化した水蒸気の集まりは私たちが住む地上にを降らし、その雨によって山地にもたらされた豊富な水が湧き出て、高地から低地へと流れる川になります。

 

その後、川から海へと流れ込んだ水は再び太陽の熱によって雨雲となって地上に降り注ぐというサイクルで循環していく事になります。
つまり、私たちが普段から日常的に飲んだり生活用水として利用している水は常に「」からもたらされているという事になります。